旧東青山駅(三重県)

車一台が通れる道を通り、休業中の施設の近くに車を駐め、そこから山道を約1km歩く事にした。

木々の中、鳥のさえずりや流れる滝の音でとても気持ちいい気分になる
緩やかな道や急な坂道を歩くと旧東青山駅が見えてくる
旧東青山駅を調べると1971年に青山峠区間のトンネル内で死者25名と負傷者227名を出す列車同士の衝突事故があり、1975年新たな場所にトンネルが開通し同時に駅も移転したので旧東青山駅は廃止となったとの事。
駅としての形はプラットホームとトンネルがしっかりと残っており、崩れたであろう部分は苔で覆われている。
コンクリートのホームはよく見ると骨組みは木で出来ている。
写真であまり伝わらないけど1m位高さがある。反対側のホームの様なものは植物が引っかかり歩きにくい
少し離れたところには売店跡のようなものも残っている。
自販機の上に誰かが置いたジュースの瓶。
よく見ると周りには瓶と缶がいっぱい落ちている。
売店跡のような建物の近くの階段を見つけたので登ろうと思い、クモの巣を落ちてる棒で取ろうとしたらゴムみたいに強く弾かれたので諦めた。
この山は大きい蜘蛛が多い。
トンネル内は真っ暗で上から水滴が落ちてきたので断念
ホームは途中で途切れており、奥に進むと続きのホームがある。
蛇が地面と同化していて踏みそうになった
それにしてもこんな山奥に駅があったなんて、辿り着くまでに疲れてしまうな。
1975年廃止