KINGDOM『G』

正面入口から入り、高く伸び枝のように堅い植物を分け進みKINGDOM内に辿り着いた。
到着したのが予定より早すぎる深夜2時、ライトを点けないとなにも見えないが星空がキラキラしててとても綺麗だった。
1989年開園したテーマパークの廃墟で中世のドイツをモチーフに造られている。
日が昇るまでとりあえず建物内の下見をしながら撮影する事にした。
車から急いで出たので三脚を忘れブレている写真が多いのが残念・・・。

ビニールをかぶった衣装は綺麗なまま残っている
アートギャラリーは壁紙の絵以外は盗まれたのかもぬけの殻になっていた
ギャラリーの隣の部屋はレストラン跡のようでコップなど棚にほぼそのまま残っている。結構高い所まで並べられているので半分は飾りだったのかな?


座り心地は悪そうだが可愛い形の椅子
ソーセージの販売店と工房はソーセージの模型がぶら下がっており、左端の物にはこのテーマパークのロゴが入っていたシールが付いていた。
この建物だけ個人的にラップ音というか何か気持ち悪かった。
テーブルには販売していた料理の写真があった。
フードメニューはわりとシンプルなものだったんですね
メニュー表は色が薄れてるけど当時のものを見ることが出来る。
インフォメーションには昆虫や動物の写真が飾らせている。北海道の生き物なのかな?
埃がつもったガラスケースには小さな王国が眠っている
撮影した画像を見てもどこを撮影したのか思い出せないくらい見どころが多い。
展示されていたものはどれを見ても面白い
カビや苔が生えたフローリングが雨漏りの水分を染み込んでおりスポンジのようで歩きにくい。
床は所々穴が空いている
事務所のような場所にたどり着いた。
ここは面白いものが多かった
両替機
この小さな王国で使われてた通貨のようなものがあちらこちらに落ちていた。
事務所跡を出て暗闇の中歩いているとお爺さんの蝋人形が座っていたので驚いた。
リアルな人形に出会ったのはW村ぶりだ。
営業当時は動いたのかな?
おしゃれなバーのような場所もあった
もともと恐竜の卵の模型があったようだか、数個あるケースの中は卵は1つもなかった。

今は寂しげな廃墟となってしまったが、キラキラした過去の王国の写真は当時を想像する事が出来るのでみいってしまう。
何枚か無くなっているのはどうしたのだろう?
後半に続きます。